どうりでまろやか

松本潤くんをはじめジャニーズなどが大好きです

ジャニオタがデートをしてきた〜中編〜

続きです。前編はこちらで。 

j-unaji.hatenablog.com

 

  • どこに行きたい?

14時。集合直前にきたLINEは、人が多いから早く来て〜☆みたいなものであった。改札で落ち合うなり、元木さんは女子のように「人がすごいよ〜><」と腕を組んできた。あれっ、この人シラフだよね?車で来てるもんね?攻めてる?それとも藤ヶ谷くんみたいな女子力なのか?と戸惑った。歩き出すなり「じゃあどこ行きたい?!」と笑顔で聞かれた。えええええええええ何も決まってないのおおおおおおおお!!!???びっくりぽんである。じゃあ、、、お茶かな?と思ったら朝以降食べてないというし、私は11時半にがっつり食べたしで全く減っていない。でも彼は「いいよ、なんでも好きなところで!」「じゃあスイーツ系?」「え、もう?」「えっ、、、、えーっとじゃあしっかり食べる?何がいい?何がダメ?」「なんでもいいよ!うなじちゃんの好きなものにしよう」「・・・・・・。」紳士的という名の、これは丸投げというのでないか??教えて藤ヶ谷くん!!!!?

何でもいいというもののスイーツ系以外でしょ?でも何でもいいんでしょ?お腹減ってない私でも食べたいもの・・・と探すとオイスターバーがあった。これや!牡蠣は好きだって言ってたし!とそこに決めた。

 

  • 進まない箸

この、最初から丸投げデートには酒が不可欠であった。私はビール彼は車なのでコーヒーを進めるとノンアルコールビールを選んだが、メニューは好きなの選びなよ!であった。聞いても好みが返ってこないので消去法で選ぶ。自分の好みよりも、相手が好きそうなメニューを選んでみた。しかしその割に彼の箸はあまり進んでいない。焼き牡蠣2種2ピースも、1つ食べていいよ!と寄越してきた。ま、まさか牡蠣好きじゃなかったのか?お腹すいてるはずなのに!頼んだボンゴレビアンコのアサリのが喜んで食べているように見える。それならそうと言ってよおおおおおと頭を抱えた。あまりの箸の進まなさに、もしかして好きじゃなかった?ごめんねというと、「ノンアルコールビールだから炭酸でお腹いっぱいになっちゃって。。」「え!コーヒーにすればよかったね?」「でもうなじちゃんがビールなのにコーヒーは頼めないよ(^^;)」撃沈である。

 

  • いろいろ

私を困らせたこの単語。まずだいたい聞いても「いろいろだよ^^」「なんでもかな!」と返ってくる。好きな音楽、見た映画、好きな食べ物、休みの過ごし方。。ほとんどがそうだった。ジャニオタ(に限らず)と話していると好みやこだわりがはっきりしてるのでこんなのってあり?と非常に困った。マッドマックスの話をする自分が我の強い女に思えてくる。確かに、こういう返答はこれ以上突っ込まないでくれというサインの可能性が高い。だが仮にそうだとして、デートでそれはいかがなものか。あまりの多さに「いろいろ禁止令」をだした。

会話が一問一答になりがちでもあった。広がりは自分で作らないといけないらしく、根掘り葉掘り聞いてみる。「それにハマる前の趣味は?」「ん〜〜車かな」「・・・えっと、乗るってこと?ドライブ?」「あ、改造^^」「・・・なにを?ホイール?マフラー?」「音かな^^」「えーっと、、マフラー?」「いや、スピーカーとか。。」といった感じである。なんで?なんでそこで止まるん?◯社製だったのを△社製にしたら低音がこうなるとかあるやん?促すとまあ話してはくれたのだが「こんな話面白い?」と言われてしまった。「いろいろ」って返されるよりは全然面白いよ!!と頭の中で叫んだ。

  

店を出ても「どこに行きたい?^^」だったので人の流れにのってワールドポーターズへ入る。女性の買い物に付き合うのが苦ではないのだろう、何がみたい?と聞かれるも、漠然と自分の服を他人と見てなにが楽しいのだろうと思う私である。そこでとった秘策は食器が見たい、であった。インテリアフロアに行くと家具ばかりで、ソファなどで新生活を一方的に連想し、生々しく見えたのでそそくさと他のフロアへ移動した。

 

  • 観覧車

外が暗くなってきたので赤レンガ倉庫まで歩くことを提案した。広場ではスケートリンク、ビアガーデンみたいな屋台が出ており賑わっていたが、ビール飲みたいともいえず大桟橋の方をまで行ったり、お店をふらふら見てすごした。そろそろネタ切れになるころ元木さんは「じゃあ観覧車いこっか!」と提案した。絶句である。私は、たしかに、この口で、観覧車は怖い、苦手と事前の電話で主張したはずだ。やだって言ったじゃんwwじゃあジェットコースターにも乗ってもらうよ?wとやんわり断ってもきかないのである。しかたなく、揺らしたらキレるからね?と承諾した。「とかいってフリでしょ?」と返ってきた( ◜◡◝ )テメェ

気が重いな〜何を話したらいいかな〜と赤信号の横断歩道で考えていると、腕をつんつんされる。振り向くと、しらんぷりのポーズ。う、うわあああああ・・・・そういうちょっかい、宮田くんとかやってなかったっけ・・・と思いつつリアクションをとる。「あれ~気のせいかなあ?あはは!」そう、SHOW MUST GO ON である。

実はここに至るまでにも、ボディタッチが多いのが気になっていた。車道側からのエスコートだったり、紳士的なタイミングなのだがどうも気にかかる。挙句のつんつんタッチ。そもそもつんつんタッチというのは、サンシャイン水族館で不定期に開催されるカワウソなど小動物とのイベントで、私はまだ一度も当選したことがない。その代替案とでもいうのか?ちがうだろ!*1何度か私が「あれ~気のせいかな?」をしたあとに「かまってほしくて^^」などと言い放つ。素直さはけっこうなのだが。。っていうかこれフラグ立ってないよね?

乗り場についた。そこには【待ち時間50分】の文字。しにたい。何度つんつんタッチをするのだろう?ゾクゾクタッチも時間の問題では?話題の引き出しももう尽きはじめている。観覧車一周することよりもまず、こんなネタ切れの狭い中で50分並んでの SHOW MUST GO ON に気が遠くなった。

 

後編へ続く。

*1:なお、同施設では、【深海生物ゾクゾクタッチ】イベントも不定期開催している