どうりでまろやか

松本潤くんをはじめジャニーズなどが大好きです

こんな人とマッチングした話

マッチングサイトは意見交換掲示板かな???

さてまず某マッチングサイトについて簡単な説明を。
UIはmixiににている。自己紹介文と写真、そして所属するコミュニティで人柄に興味をもつ。いいな、と思う人に「いいね」をおくり(=マイミク申請と考えてOK)相手からもいいねが返ってきたらマイミクOK。メッセージのやり取りが可能になったり、お互いにFacebookが公開できる。免許証での年齢確認あり。

今まで頑なにFacebookをやらなかった私が登録したので、数人の友人が「いったいどうした、何があった」とLINEがきて吹いた。背に腹は代えられぬということだ。
そしてマッチングサイトに登録したわたしは数人とメッセージのやりとりを始め、何人かと会っていくのである。

 

1、千と千尋さん(39歳)

都内勤務、バツイチ、子なし。新日本プロレスのファンでプロレスの話で盛り上がる。いついつの金曜の試合のチケットが余ってるので観に行きませんか?と誘ってもらい、水曜ゴハン → 金曜試合、といういい感じのスケジュールが決まりとても楽しみだった。
そしてその前の週末、私は扁桃腺を腫らして寝込んだ。3日ぶりの月曜、サイトにログインすると千と千尋さんが『退会しました』となっていた。まさかの神隠しである。LINEは会った時に交換しようと思っていたので連絡先も知らず。アポをぶっちぎるって…社会人としてどうなの??神隠しならしょうがないけどさ!!!!

 

2、ナシ岡くん(33歳)

都内勤務。仕事楽しそう。海外バックパッカー経験者。ブランキ―やミッシェルあたりの音楽談義で盛り上がる。Facebookを公開してくれたので見に行ったら、なんと青春時代の相方(ライブや遊びに行くときの相方)が共通の友人でいた。世間て…狭いね。。
千と千尋さんの経験から、デートが決まって早々にLINEに移行。会って話してみるとお酒好きだしパクチーも好きだしとても楽しかった。沢村一樹感のあるオープンエロは良しとして、性欲の話をしてきたことに引っかかった。体の相性が合う子がいい、先にするってアリだよね★と。は?それ言う必要なくない????
2回目、会う日にちが決まったあと「ローストビーフ作りすぎちゃったから食べに来ない?」と誘われる。寝言は寝てから言おうね!会ったら楽しいのにな~また性欲の話したな〜残念だな~。3回目会うかどうしようか迷ったけど、結局説教がてらひと月ぶりに会うことにした。食えると思ったら大間違いだぜ!口説き方にせよ何にせよ、センスがないなあ!!「じゃあなんで3回会ってくれたの??」と聞いてくるし、そうか3回目でイケると思う人っているんだな…と勉強になった。
友人の旦那さん曰く「婚活だし体の相性は本当に条件のひとつだろうとは思うけど言うのはないな、やめて正解」とのこと。センスがないナシ岡くんだな。

 

3、高倉さん(37歳)
埼玉県勤務の設計士。「初めまして!いいねありがとうございます○○と言います!」というテンプレ的メッセージに飽きてきた最中、毛色の違うメッセージでグッと来た。プロレスや筋トレ、コアな音楽、酒のつまみなどの話で盛り上がり、馬刺しと焼酎の店に行くことになってとても楽しみだった。
実際会ったらやや口数少ない。終始プロレスか筋トレの話だけどあまりこっちを見ないし私に興味ない…?プロレスにとても詳しいけど茶の間派で現場には行ったことがないとのことでデートにも誘いづらいぞ??結局恋愛の話は一切出なかった。その後のやりとりも恋愛モードじゃなくてオトモダチだなと判断。そして彼はLINEでなくマッチングサイトの方へメッセージを寄越すように。ついつい返事を後回しにしていたらいつのまにか退会していたのでなんかすまんね。。でも何でLINEじゃなかったんや…自分不器用か。

 

4、平成生まれくん(23歳)
静岡県勤務。実は彼はマッチングサイトじゃなく地元繋がり。マジ一押しだった。高校を出て就職して5年、職場でも結婚ラッシュで結婚願望もあり婚活をしていた。彼の何がいいって言語センスが秀逸で、うなじちゃんうなじちゃんと私を慕ってくれることがもう可愛い。それに長男のしっかりさが加わり萌えの洪水。彼の恋愛相談を聞いていたら好意的になるよくあるフォーマット。彼女とも別れてて、私のジャニオタカミングアウトもクリア。毎日電話する仲。はじめちゃってもいいんじゃない?!
丸一日デートの後、私は君のこと好きだけどどう思ってる?と聞くと「ありがとう、お姉さんとして好きです」と。ハイでた行間!!カルテットで見たやつ!!!!(察し)だよねーーーーー!!!!
アウトプットしたことで気持ちが成仏。気まずい期間を経て今は姉弟みたいに続いている。新しい彼女の話を聞いてても姉気分になれたので最高。

 

5、アリエッティくん(28歳)
横浜勤務。バックパッカー経験者(再び)。大企業に勤めてて、うちの顧客疑惑もあり距離が縮まる。実際会ったら非常に爽やかで酒も強い。ありがたいことに好意的に思ってくれていたようでグイグイきた。Facebookを承認しあう。2回目のデートが決まった際、神に誓って変なことしないからうなじちゃんの手料理が食べたいと言われる。
はっ?!!!!!!!!!!!!なんなの??!!!寝言は寝てから言ってくれ!!丁重にお断りして店を指定。当日聞いてみたら彼的には健全らしい。まぢ無理…うちには大量のアイドルDVDがあるんだょ…。とはいえ今度ここ行こうなどキャッキャと楽しく飲んでたら「将来的にはうなじちゃんと付き合いたいと思ってる」「そうなんだ、ありがとう」。展開に追いつけなくてカルテット返し。そもそも将来的にって、何?今じゃないんだな?私も今じゃないけどでもキミその後キスしたな?どういうことだ?そうか、キープか…!!!!!(気付き)その後、私の仕事の繁忙期と試験対策期間に入り、忙しくなってLINEペースが落ちる。日を空けて返したら返事が既読になるも返ってこないので、彼も神隠しにあったのかとFacebookを見にいった。生きてた。私で借りぐらしってことかな…?

 

ここで気付いた。ナシ岡くんとアリエッティくんの手口が似ている。
・初回のデートでボディタッチ
・手の大きさをくらべる
・婚活だからこそ前の恋人と別れた理由は堂々ときく
ナチュラルに「それ飲んでもいい?」と回し飲み
・また会いたかったらFacebook申請
・好感触なら2回目にの家デートを提案
・ただし先に日にちをおさえる
・2回目以降、日程が合いづらくなる
同じマニュアルでも読んだのだろうか。

 

さてここまできて自分の傾向がわかってくる。
・酒好きはやっぱり外せない
・学歴はけっこうどうでもいい
・面食いではないけど好みの顔はある、好きな顔に越したことはない

・ファッションは人並みで充分
・あとやっぱり料理できるはウケがいい
・プロレスはつかみとしてもウケがいい
・料理を率先して取り分けてくれる男性に弱い
・褒められると弱い
・過去の恋愛はある程度きくべき
・予定キャンセルされると(リスケしてもらっても)気持ちが萎える
・毎日LINEしてると作業感が出てくる
・盛り上がるし浮かれるけど、付き合いたい気持ちはまた別
・肉付きがいい故にデブ専からのニーズがあるな…?

これ、都合のいい女になりそうな要素ではないだろうか。

 

6、 ブルータスくん(30歳)
某大手航空会社勤務。近場の男性を探していてご近所そうだと思ったらビンゴ。隣駅だった。平成生まれくんのアドバイスを元に、デートの前に電話をする。地元ノリというかけっこう話しやすい。が、恋バナの延長で彼氏とイチャイチャするの好き?という質問を導入に話が妙な方向へ…もう口説いてるのか?ダイヤルQ2と間違えてないよね?でも実際会うと、電話の成果か初対面に感じない会話のテンポが合う。…ってこれナシ岡くんの時もこんな感じだったなと思っていたら。きたよ性の話が。彼は「遊んでた女の子の方が落ち着いてくれる」「俺は浮気は一度は許すんだよね」「うなじちゃんはもっと遊んだ方がいいよ?」「体の相性って(ry」…はぁ、、お前もか。キモいな。

 

ここまで何人かと会ってきて、好きなタイプを聞いたら性欲の話が続いて。ちょっとうんざりした。もちろんマッチングして誠実に付き合ったり、入籍してる友人もいる。つまり、私が相手を「性欲の話するのアリ岡くん」にさせているということである。自己分析しても、たしかに酒好きでこんな飲み方してるからいい鴨だよなと反省。

加えて、すごい酒を飲むのでふつうに5000円くらい払うことも多いしこれなら意見交換会のが安上がりじゃん!それに外食続くから太ったじゃん!と気づき、ログインもしなくなったし、できるとこまでやったし、マッチングサイトは一旦やめることにした。春から仕事が変わるから出会いもありそうだしなと。

そもそも仕事を変える決意をしたのは、

・一人でも生きていけるように、転職のとき有利になるように、キャリアを積むため

・若い子と遊ぶにはお金が必要(全奢りだと相手にわるいから割り勘)

この2点だったので 、今後は「いい人がいたら」スタイルで仕事をがんばることにした。

 

そんな矢先、彼氏ができたのである。

 

つづく。