どうりでまろやか

松本潤くんをはじめジャニーズなどが大好きです

ヒメアノ~ルを観てから、ずっと剛くんのことを考えている話

映画を観てから、ずっと剛くんのことを考えている。

 

古谷実のマンガはよく読んだ。ヒメアノールだけ読んでいなかった。ラストが古谷実らしくないと思ったら、映画オリジナルだという。 そのあと原作を読んだが、映画がこのラストでよかったと心底おもった。

監督曰く、映画としてのエンターテインメント性をつけたことにより原作のテーマからは外れた、とのことだったが、マンガの再現にしなかった監督を支持したい。映画はマンガの再現ではない。

 

森田の佇まいが頭から離れない。

すげーもん見た…という気持ちになる。

 

グロくてバイオレンスな映画を求めている人にとっては、この映画は期待外れになるんだと思う。低評価を付けているのはそういう方々が多い。目に見える残虐性以上の怖さをこの映画は持っている。

 

バイやつって「こういう」ものでしょ?岡田だって、安藤さんだってそっち側だったかもしれないし、自分が加害者になるのも被害者になるのも紙一重なんじゃないの?とすら思ってしまう。

 

森田正一があまりに怖くて、私は上映中、森田剛くんが撮影の合間にペットショップに行って癒されていたエピソードとか、クレームひとつ満足に言えなくて代わりに健くんが言うようなシャイな一面もあるから!!!!!と自分を励ましながら観たシーンもあった。

そして上映後は剛くんの素の部分をクローズアップしたくなる。

あさイチでの涙とか、A-studioでの森川葵ちゃんへの気遣いや、うひょひょひょって笑い方とか、「岡田が背負ってるものはわかんないけどV6にいるときは笑っててほしい」って言葉とか。

そうやって、森田正一の顔してるけど森田剛であることを確認せずにはいられないほど剛くんの言い回し、声、表情、間、佇まいは凄かった。

映画、みんなすごかった。

 

控えめに言って傑作。

 

出来ることならもう一度観たい。

しかし怖くて二の足を踏んでいる。

ジャニオタがデートをしてきた〜後編〜

 事の経緯はこちらで。

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  • 観覧車【待ち時間50分】の結果

さあ、ここから困ったマジで困ったどうしたらいいんだ?ここでお気づきであろうか?何故私がこんなにトークを、沈黙を埋めるようなことばかり考えているのかを。実はその前の週、元木さんと電話していた時のこと。沈黙が訪れた。数秒間の沈黙のあと彼は電話口でこう言った。「ねぇ・・・なんか喋って・・・?」*1・・・いいか?喋ってほしいんだったらな!せめて質問をしろ!こんなキラーパスあるか!しかも甘えた口調で言うんじゃない!!これを機に言われたくない言葉ランキングに「なんか喋って?」がトップに躍り出た。これを面と向かってされたらと思うとまるで恐怖であった。それを言われたくないがために私は必死になっていたのである。ジーザス!ああああいったいどうしたら!!!

その苦悩が顔に出ていたらしい。「大丈夫?そんなに観覧車嫌だったらいいよ?顔色すごく悪いよ?」理由は違うけどもうなんでもいいです、よし中止だ中止〜〜!と心の中でガッツポーズ。列を抜け謝ると「無理させてごめんね。。でもこれで50分浮いたね!」と元木さんは言った。数学が苦手な私は理解できなかったがとりあえず笑って返した。

 

  •  浮いた50分

浮いた時間を有効活用することなく、あてもなく歩く。案が何も浮かばない。全然お腹空いていないけど候補はもう飲食店のみだった。そして「どうする?」の応戦。「私こういう時って優柔不断だから決めていいよ〜」とパスすると「え!いいよそのままで!そのままのうなじちゃんでいいよ!」と返ってくるので意味がわからない。困ったなー困ったなー。だってさっき箸進んでなかったじゃん?私は好き嫌いほとんどないから決めていいよ?と伝えてもだめ。頭を抱えていると一言。「ねえなんで?そんなに気を遣わないで?」いやそりゃ気を遣うに決まってるじゃん!こんな無駄な時間あるかよ!というのをすごーーくオブラートに包んで伝える。「わかった、ごめんね、じゃあここから俺がバトンタッチするね!」ようやく肩の荷が降りた。その瞬間。「じゃあ、何がいい?」

ズコーーーーー

ひとまず駅前へ、飲食店が入っているテナントビルへと向かった。飲食店フロアで「どこがいい?」と聞かれてももはや驚きはしない。冷静に選択するのみである。ラパウザとFRIDAYSはまずナシだ。個人的にはすごくベトナム料理を食べたい気分だったがおそらくパクチーは苦手だろうしバインセオ*2を聞いてきたということはメニューも私がすべて決めることになるのでナシ。残るは釜飯か……いや、あっちの小皿料理のある中華だ。なんでもいいって言っといて箸がすすんでないの、私は根に持ってるからね?

 

  • 目が綺麗だね

私は 迷うことなくビールを、そしてほぼ強引に元木さんにはウーロン茶を頼む。読みが当たり、彼もメニューを頼む。そして話題が尽きる。とふいに「目が綺麗だね」と言いはじめる。ざわ。おかわりを頼んでると「そんなにたくさん飲んで…もし俺が口説こうとしてたらどうするの?」ざわざわ。なにかな、リアルキスマイブサイクかな?「うなじちゃんてすごく優しい子だよね。。」「あー、よく言われる~」このあたりからは雰囲気づくりの攻防戦である。「優しい人がタイプ」と言われ「優しいってなに?どの優しい?」エリエールの優しさ?エッセンシャル新詰め替え容器の優しさ?それとも仕事終わりのサロンパスのような優しさ?優しさっていろいろあるだろう?!自分にとって褒め言葉ではない「優しさ」について追及したり、概念についてこねくりまわす私。次第にうなじちゃんは難しいだの、俺には敷居が高いかも…などという始末。いや、ちょっと違うんだ。沈黙がいやだから論じるしかになくなってきただけなんだ。。最初から好意を持ってくれたのは非常にありがたいことである。しかし、この数時間での居心地の悪さがもうどうしようもない所まできていること実感した。

そんな中でも元木さんは健闘する。そして私には彼の、そういう雰囲気を作りたいこと、沈黙も苦じゃない人が好きであること、甘えてほしい以上に甘えたがりであることなどなど手を取るようにわかってくる。「なんて言われたら嬉しい?」という質問もそうだ。だってそれ言ったらあなた絶対すぐ言うよね?この状況下で言われて嬉しい言葉…だめだ、なにも浮かばない。言われたくない言葉ならすぐ出てくるのに。

 

  • ラブセン

私はさきほどから感じていたことを言ってみることにした。

「年下好きだよね、甘えたがりだよね」

「なんでわかるの?」

「あの時ああいう行動とる人ってそうだもん」

「人のことよく観察してる子なんだね・・・誰に対してもそうなの?」

♥ラブセンルート選択♥

Lovelyルート▶「元木さんだからわかるんだよ?」

私の答え    ▶「誰にでもそうかな〜よく観察しちゃうんだよね〜」

Lovelyルートが見えた。しかし選択はしなかった。

店内が禁煙だったため、タバコのために何度か元木さんは離席した。この幕間が安らぎにすらなっていた。この日一日、おいしいね!楽しいね!とならなかったのが悔やまれるが SHOW MUST GO ON を讃えよう、と自分で思った。

 

  • アンコール

21時すぎに終演。ごちそうになってしまったので、別れたあとお礼のLINEをする。そしておつかれ自分。だがこのまま終われるはずがない。何も酔っていない!物足りない!寄り道して近所で飲むか悩んだが、結局ビールを買って帰って家で飲むことにした。しばらくして、今日はありがとう、無事帰ったよ的な返事が返ってきた。よかったよかった、返事…スタンプでいいかな…とスタンプを選んでいたその瞬間。

元木さんから着信。

えっ…まだなんかあるん…?もしもし?

「寝る前に声が聞きたくて…」

ジーザス!!!

はるばる運転してきてくれたもんね、明日も仕事だしゆっくり休んでね、と言うと、「うん、ちょっと疲れちゃってもう布団なんだ…うなじちゃんもあったかくして休んでね」という元木さんに返した言葉は「あ、私まだビール飲んでる」であった。むこうが絶句していたのは言うまでもない。もちろんLovelyルートへ進みたいならば「おつかれさま♡私ももう布団だよ♡」からの「じゃあ明日のおはようのLINE待ってるね」だったであろう…と思いながら電話を切り、残りのビールを味わった。

 

なんでこんなに疲れたかな?と思い返すと、やはり出鼻をくじかれたことから始まったのではないかと思う。自分にできた策といえば、ノープランだったことを想定しワールドポーターズでやっている映画でもチェックしていけばよかったのだ。どうせなんでもいいよって言うだろうから、007でも観ればよかったのだ。

残念ながら次(の人)に活かせればいい…もう遊びたくない…というのが本音である。 

 

後日。なんて言われたら嬉しいかについてひとつ浮かんだ。

「いい質問するね」である。

たまらなく嬉しい。相手のフィールドについて理解し始めている自分と、まんざらでもない相手。あぁ…リア恋枠の慶ちゃん(小山慶一郎)に「慶ちゃん、なんでジムに行ったあとなのにチョコモナカジャンボだけは食べていいの?」*3「いい質問するね!それはね…」って解説してもらいたいなぁ。。

*1:初期のキスマイブサイクの千賀くんの口調で再生してほしい

*2:ベトナム風お好み焼き

*3:もちろんただの想定です

ジャニオタがデートをしてきた〜中編〜

続きです。前編はこちらで。 

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  • どこに行きたい?

14時。集合直前にきたLINEは、人が多いから早く来て〜☆みたいなものであった。改札で落ち合うなり、元木さんは女子のように「人がすごいよ〜><」と腕を組んできた。あれっ、この人シラフだよね?車で来てるもんね?攻めてる?それとも藤ヶ谷くんみたいな女子力なのか?と戸惑った。歩き出すなり「じゃあどこ行きたい?!」と笑顔で聞かれた。えええええええええ何も決まってないのおおおおおおおお!!!???びっくりぽんである。じゃあ、、、お茶かな?と思ったら朝以降食べてないというし、私は11時半にがっつり食べたしで全く減っていない。でも彼は「いいよ、なんでも好きなところで!」「じゃあスイーツ系?」「え、もう?」「えっ、、、、えーっとじゃあしっかり食べる?何がいい?何がダメ?」「なんでもいいよ!うなじちゃんの好きなものにしよう」「・・・・・・。」紳士的という名の、これは丸投げというのでないか??教えて藤ヶ谷くん!!!!?

何でもいいというもののスイーツ系以外でしょ?でも何でもいいんでしょ?お腹減ってない私でも食べたいもの・・・と探すとオイスターバーがあった。これや!牡蠣は好きだって言ってたし!とそこに決めた。

 

  • 進まない箸

この、最初から丸投げデートには酒が不可欠であった。私はビール彼は車なのでコーヒーを進めるとノンアルコールビールを選んだが、メニューは好きなの選びなよ!であった。聞いても好みが返ってこないので消去法で選ぶ。自分の好みよりも、相手が好きそうなメニューを選んでみた。しかしその割に彼の箸はあまり進んでいない。焼き牡蠣2種2ピースも、1つ食べていいよ!と寄越してきた。ま、まさか牡蠣好きじゃなかったのか?お腹すいてるはずなのに!頼んだボンゴレビアンコのアサリのが喜んで食べているように見える。それならそうと言ってよおおおおおと頭を抱えた。あまりの箸の進まなさに、もしかして好きじゃなかった?ごめんねというと、「ノンアルコールビールだから炭酸でお腹いっぱいになっちゃって。。」「え!コーヒーにすればよかったね?」「でもうなじちゃんがビールなのにコーヒーは頼めないよ(^^;)」撃沈である。

 

  • いろいろ

私を困らせたこの単語。まずだいたい聞いても「いろいろだよ^^」「なんでもかな!」と返ってくる。好きな音楽、見た映画、好きな食べ物、休みの過ごし方。。ほとんどがそうだった。ジャニオタ(に限らず)と話していると好みやこだわりがはっきりしてるのでこんなのってあり?と非常に困った。マッドマックスの話をする自分が我の強い女に思えてくる。確かに、こういう返答はこれ以上突っ込まないでくれというサインの可能性が高い。だが仮にそうだとして、デートでそれはいかがなものか。あまりの多さに「いろいろ禁止令」をだした。

会話が一問一答になりがちでもあった。広がりは自分で作らないといけないらしく、根掘り葉掘り聞いてみる。「それにハマる前の趣味は?」「ん〜〜車かな」「・・・えっと、乗るってこと?ドライブ?」「あ、改造^^」「・・・なにを?ホイール?マフラー?」「音かな^^」「えーっと、、マフラー?」「いや、スピーカーとか。。」といった感じである。なんで?なんでそこで止まるん?◯社製だったのを△社製にしたら低音がこうなるとかあるやん?促すとまあ話してはくれたのだが「こんな話面白い?」と言われてしまった。「いろいろ」って返されるよりは全然面白いよ!!と頭の中で叫んだ。

  

店を出ても「どこに行きたい?^^」だったので人の流れにのってワールドポーターズへ入る。女性の買い物に付き合うのが苦ではないのだろう、何がみたい?と聞かれるも、漠然と自分の服を他人と見てなにが楽しいのだろうと思う私である。そこでとった秘策は食器が見たい、であった。インテリアフロアに行くと家具ばかりで、ソファなどで新生活を一方的に連想し、生々しく見えたのでそそくさと他のフロアへ移動した。

 

  • 観覧車

外が暗くなってきたので赤レンガ倉庫まで歩くことを提案した。広場ではスケートリンク、ビアガーデンみたいな屋台が出ており賑わっていたが、ビール飲みたいともいえず大桟橋の方をまで行ったり、お店をふらふら見てすごした。そろそろネタ切れになるころ元木さんは「じゃあ観覧車いこっか!」と提案した。絶句である。私は、たしかに、この口で、観覧車は怖い、苦手と事前の電話で主張したはずだ。やだって言ったじゃんwwじゃあジェットコースターにも乗ってもらうよ?wとやんわり断ってもきかないのである。しかたなく、揺らしたらキレるからね?と承諾した。「とかいってフリでしょ?」と返ってきた( ◜◡◝ )テメェ

気が重いな〜何を話したらいいかな〜と赤信号の横断歩道で考えていると、腕をつんつんされる。振り向くと、しらんぷりのポーズ。う、うわあああああ・・・・そういうちょっかい、宮田くんとかやってなかったっけ・・・と思いつつリアクションをとる。「あれ~気のせいかなあ?あはは!」そう、SHOW MUST GO ON である。

実はここに至るまでにも、ボディタッチが多いのが気になっていた。車道側からのエスコートだったり、紳士的なタイミングなのだがどうも気にかかる。挙句のつんつんタッチ。そもそもつんつんタッチというのは、サンシャイン水族館で不定期に開催されるカワウソなど小動物とのイベントで、私はまだ一度も当選したことがない。その代替案とでもいうのか?ちがうだろ!*1何度か私が「あれ~気のせいかな?」をしたあとに「かまってほしくて^^」などと言い放つ。素直さはけっこうなのだが。。っていうかこれフラグ立ってないよね?

乗り場についた。そこには【待ち時間50分】の文字。しにたい。何度つんつんタッチをするのだろう?ゾクゾクタッチも時間の問題では?話題の引き出しももう尽きはじめている。観覧車一周することよりもまず、こんなネタ切れの狭い中で50分並んでの SHOW MUST GO ON に気が遠くなった。

 

後編へ続く。

*1:なお、同施設では、【深海生物ゾクゾクタッチ】イベントも不定期開催している

ジャニオタがデートをしてきた~前編~

縁があってデートに誘ってもらったのだが、あとにも先にもこんなに放り投げたくなったデートは初めてである。しかしジャニオタである以上、SHOW MUST GO ON・・・舞台から降りるわけにはいかない。

といいつつほぼ愚痴になりそうなことと、双方による食い違い、確認の怠りの結果である気もしている。後世のために反省も含めてこのセットリストを書き残しておきたい。

 

  • Opening

お相手は、20年の付き合いになる男友達の紹介である。うなじに合いそうな人がいるんだけどどうか、と打診され、ひとまず3人で飲もうということになった。

紹介されたのは恰幅のよい、やさしげな人であった。元木大介みがあるので仮に元木さんとする。同性である友人が元木さんになついてるところを見ると悪い人ではないことがわかった。事前に私の写真を見ていたようで、ありがたいことに元木さんは最初から私に好意的だった。彼はお酒が得意ではないようで2杯目からは甘いお酒になっていたが、私も友人もお酒が進み、楽しく過ごした。

その翌日か元木さんとLINEのやり取りが始まった。次は2人で、とお誘い頂いたので日程だけ先に決まった。

 

  • 毎日4往復

それからというもの、毎日LINEが来た。朝起きると「おはよう、今日もがんばろうね!」、昼休みに「今日のお昼はなに?」、退社後に「今日も一日お疲れ様!」寝る前に「ゆっくり休んでね!おやすみ!」だいたいこんな感じで毎日きた。「ま、マメだなー」と思いつつその都度返していると次第に、誰かさんの作ったご飯が食べたいなぁ~だの、返事が欲しいからLINEしちゃった★だの、挙句うなじちゃんのことが気になっているだの言い出した。グイグイ来すぎて警戒するほどだったが、こんなケースもあるのかもしれない?という思いもあった。山本耕史電撃結婚した堀北真紀が頭をよぎる。しかし私はホマキではない。

正直、友人の紹介でなければ既読スルーしてのではないかというほど私には馴染みのないアプローチであった。

 

  • さぐりさぐり

デートに誘われた、という認識だったがなかなか決まらなかった。考えてみるね、と言われたのに、どこか行きたい所ありますか?と来た。おかしいな・・・?おまかせするね、と2回ほど伝えていたのだが・・・と戸惑いつつ、カラオケ以外ならいいよ♪と消去法でつめていくと、「1つだけわがまま言っていい?イルミネーションとかツリーが見たいな☆」と、まるで藤ヶ谷くんみたいなことを言った。彼はちょっと遠いところに住んでいるので、中間地点?それともあっち側か?こっちにくるのか?とまたさぐりさぐりのやりとりのなか、みなとみらいにようやく決まった。

次は時間である。

イルミネーションを見て夜ご飯を食べて解散かな、と思うところだが私の思考回路はこうである。

→わざわざこっちにくるからにはご飯食べるだけでは悪いだろう。「うなじちゃんは映画や遊園地が好きなんだろうなー」って言われたけど、コスモワールド行きたいのかな?しかし向こうは絶叫系ダメで、私は観覧車ダメで一体何に乗るのだろう?それとも映画観たいのかな?しかし好きな映画を聞いても「いろいろ」って言うし、最近見た映画も覚えてないって言うからあまり好きじゃないのかもしれない?

まあプランがあるのかもしれないし任せるか、、と思って投げると14時で、となった。ようやく決まった、ふむふむ、これならお昼ご飯を済ませて集合のやつだ、お茶して、ふらっとして飲んで解散だなと一通りシュミレーションした。元木さんはあまり決めてくれない人なのか?少なくとも、デートに限らず言い出しっぺが提案してくれるものだと思ってるけどなかなかそうもいかないのな〜、藤ヶ谷くんみたいな事を言うけどガヤプランではなかったので、キスブサ視聴者でもなさそうだ。そんなことを思っていたのだが、まさか当日になって終始これに悩まされることとは思いもしなかった。

詳細は後編で。年内にはあげる予定である。

 

ジャニオタの合コンレポ〜台風の夜にの巻

ジャニヲタの合コンレポが興味深いので、私も書いてみることにした。まあまあ行ってるので覚えてるものをレポしてみる。(ちなみに本来のコンレポは書いたことがない)今回のセットリストは後半に連れて記憶が薄れている。

  •  opening

先方とは、高校の後輩の結婚式二次会で出会った。私にとっては、へ〜あるんだ〜実際、という初めての展開。「女の子紹介してくれない?」と言い出した席には既婚者しかいなかったため、奥で飲んでいるわたしに白羽の矢がたった。私がテンションあがったのは次の言葉。第一声が「(某テレビ)局なんだって!」。滾った。いや、そりゃ一瞬でも滾るでしょう?わかってる。もちろんアイドルに通じてるなんてそこまで思っていない。でも滾るもんは滾るんだよ・・・!で、この人と是非飲みたいと思った理由いくつか。

  1. 自分にとって、放送局の人との話題は見つけやすい
  2. 新郎の小学校の同級生のため、地元方面が一緒
  3. 私が好きな高校に通ってた
  4. LINEのアイコンが「デザインあ展」のやつだった

雑談を経てLINEを交換し合コンの約束をした。彼をみしまるくんとする。ドラマ「ごめんね青春」に出てた矢本悠馬くんぽかったからである。テンションがあがっていた私はアフターケアもばっちり。今日はおつかれさま♡飲み会のこと忘れないでね!といった念の入れよう。

  • 4:4での開催

私には合コンは3:3で開催すべきという持論がある。タイプの人を見つける必要はなく「楽しい飲み会だったなー話が盛り上がったなー」と思えるものを目指している。4:4以上だとどうしても会話が2つに分かれてしまいよろしくない。なのにみしまるくんは、候補日にさっさと友達を3人集めていた。仕事が早すぎる。遠回しに小規模での開催を希望していたが伝え方が悪かったようだ。頭を抱えた。しかし先方はもう集まってしまったのだからなんとかしないといけない。3人目までは即決まったが、あと一人がなかなか決まらない。そもそも合コンに参加する友達が貴重なんであって、近年は彼氏を募集中の友人が減っているうえ予定が合わなかったり乗り気じゃなかったりで電話帳とにらめっこが続く。コンサートのチケットならぽんぽんと声をかけられるのに!困っていたら、タイミングよくメンバーの同僚で助っ人が現れた。灯台下暗し。こうして開催の1週間前には4人目が決まり、無事にその日を迎えた。

  • 台風到来

当日、まさかの台風。避難勧告がでるほどである。ドタキャンがでるのでは?延期したところでリスケどうしよう?など気を揉んでいたが、先方も女性陣も誰もやめようと言い出さずありがたかった。山手線も運転を一時見合わせたりしている中で決行された。 私も迂回して私鉄で向かった。女性陣だけで0次会をしたかったのだが、電車遅延でそんな時間もなくなった。

  • 幹事不在

ところが直前になって、みしまるくんからまさかの仕事のトラブルで遅れるという連絡がきた。おれ主導でトークを回すのか・・・?というプレッシャーの中、みしまるくんから「◯◯という友達に一旦場を預けてるのでよろしくです」との言葉があった。素晴らしいフォロー。デキる男である。

  • 座席順

エレベーターがお店に着くまでに女性陣で簡単な自己紹介。助っ人の子は彼氏と別れたばかりだそうだ。個室に案内されると先方はすでに3人揃っていた。この席が正方形のこたつみたいなボックス席で1辺に2人ずつ座るスタイル。席どうします?つめる?となりかけたので、せっかくなので交互にいきましょうと提案した。そういう席において「せっかくなので」は多用しがちになる。席順だって大事なのである。幹事の私は一番入り口に近いところに着席。自己紹介の際、提案したいことがあった。名前のほかに「最近検索した単語」である。

美容師のお姉さんが出してくる話題が「最近はウィキペディアで何を調べました?」だったので一生通い続けたい

前日、RTでこれをみたのでさっそく活用してみた。名前は幹事が紹介し、じゃあ最近検索した単語は?という流れになった。

  • メンバー紹介〜男性陣

チアシード(仮):幹事代理を頼まれただけあって、トークが上手。会話をふる、ボケる、つっこむ、などオールマイティだった。いのっちというより、太一くんぽい回し方かも。2つ年下。沖縄顔だけど埼玉出身だった。最近検索した単語は「アサイーボウル」とのこと。本当は、オーガニックな人が食べてそうなつぶつぶしたやつの名前なんだっけ?アサイーボウルに入ってそうだなと検索したそうだ。結局わかんないままだというので私が「チアシード?」というと「それだーー!!!」と解決していた。よかった。

ハリー(仮):好青年。わりと物腰がやわらかく、背が高そうな顔をしていた。某携帯電話会社勤務。2つ年下。最近検索した単語は「ハリーウインストン」職場の先輩が、ここの婚約指輪を買った話を聞いてたらみんなが驚いてるので検索したらものめちゃくちゃ高いブランドだった、と。かわいいじゃないか!てかごめん、私もハリーウインストン初めて知ったよ・・・たしかに私以外の女性陣知ってたよ・・・一つお利口になったよ。みしまるくんと、チアシードくんとハリーくんが大学のサークルつながりらしい。

イケメン(仮):びっくりするほどイケメンだった。自分がイケメンであることも知ってるタイプ。そしておしゃれ。スーツも、グレーのパンツに紺のジャケット。なでつけ系ツーブロックだったので刈り上げチェックもしておいた。チアシードくんの元同僚で、地元から新幹線通勤してるそうだ。3つ年下。あまりのイケメンぷりに検索した単語は失念した。ごめん。

  • メンバー紹介〜女性陣

26歳(仮):私の同僚で懐いてくれている。前職では携帯電話販売店の店長をしていた。背が高くてアクティブで元気でピチピチの26歳。最近知らない人と話すのが楽しい、と合コンや街コンや飲み会によく行っている。この子にはヲタバレしている。

大宮(仮):元々は友達の同僚。合コンに誘い誘われる仲で、前回も26歳ちゃんと私と3人で行った。マンション関係の仕事。しっかりしてて人見知りもせず、気兼ねなく話せるめっちゃいい子。大宮の方に住んでる。私の1つ年下。たぶんヲタバレまではいっていない。

助っ人:初対面。大宮ちゃんの同僚で彼氏と1週間前に別れたばかり。安達祐実に似ていて、ちょっと天然。この子も1つ年下。

私:32歳松本担。ジャニヲタカミングアウトはきっかけがあれば、というスタイル。

 

大宮ちゃんの最近検索した単語が、まさかの「櫻井翔」で私は心の中でぶっとんだ。ちょっとちょっとそんなことなら私に聞いてよ!と思ったのだが、理由は想像と違った。職場で、慶応卒でキャスターもやって嵐で活躍してる翔くんは完璧では?と話にあがり、なにか欠点はないか?と検索したそうだ。どっちにしろ私に聞いてほしい。迷彩の部屋着から迷彩の外出着に着替えた話とか、オタクにとって萌えだけど世間では欠点なんていくらでも教えてあげるよ?と心のなかで叫んでいた。するとチアシードくんが、昔バイト先によく櫻井一家が来てたよ〜とさらっと重大なことを言った!大学生のときにバイトをしていた銀座の寿司屋に、家族でよく来ていたらしい。翔さんそういうとき何着るんだろ?と気になって仕方がなかったが、大宮ちゃんはというと翔さんの父母の職業について話しはじめていたので私はじっと黙った。

  • 共通項

地元の話になったときに奇跡が起きた。なんとイケメンと私の出身高校が同じであった。コースはちがうし、3学年離れているのでかぶっていないものの、都内で出会うには奇跡と言っていい。地元トークが出来るのはいいよね・・・と、今度はハリーくんと助っ人ちゃんの地元が同じことが判明した。中学校はちがったが最寄り駅が一緒だった。こういう共通項があるとなかなか楽しい。

 

トークは、それぞれ仕事で何をしてるのかという話や、最近の体験談、彼氏彼女いない暦など。みしまるくんが全然来ないことに気づいてLINEすると仕事が長引いているようだった。ラストオーダーの頃には21時を回っていたのだが、このままでは帰りがたく、みしまるくんもまだなので二次会も行くことになった。

1軒目での反省点:もっと料理を取り分けてあげればよかった

みんなのグラスには気を配っていてマメにおかわりを聞いていたのだが、料理はほったらかしていた。なぜなら私が男性に取り分けてほしいからである。でも様子がわかったら率先して取り分ければよかったと、料理の残ったお皿をみて反省した。

 

  • アンコール

二次会では一歩踏み込んだ話をした。前の人と別れた理由や、SかMかみたいな類いである。助っ人ちゃんが別れたのが1週間前ということで話し始め、それぞれの見解や意見を言い合った。アラサーのしゃべり場みたいで楽しかった。22時半くらいにようやくみしまるくんが登場し23時すぎに解散したのだが、みしまるくんに二次会代をごちそうになってしまった。解散後はLINEの複数人トークで挨拶をしつつ帰宅。台風もそこそこ収まっていたので安心した。

二次会の反省点:シャッフルをするべきだった

席がどうも1軒目と似た配置になってしまっていたのでもっとシャッフルすればよかったなと思った。というのも、26歳ちゃんがハリーくんともっとお近づきになりたかったのを感じたからだ。酔っぱらっていてもそれに気づいたんだから実行すればよかったなと。それとやはり記憶があやふやになった。翌日に26歳ちゃんに記憶の答え合わせしてもらった。

 

  •  後日談

実は1軒目の時点で、私はちゃっかりイケメンとLINE交換をすませていた!彼はたぶん私を好きになるタイプでもないし、私は彼を好きになるタイプでもないけど、もうちょっと仲良くなりたかったのである。あわよくば、、地元の友達とか紹介してもらえたら嬉しいなと思ったのもある。なかなか連絡できずにいたが、先日酔った勢いでLINEをした。2往復して返ってこなくなった。そう、返ってこないのである。YesかNoで答えられるハテナマーク付きで送ったのに、である!既読して寝ちゃったか、忙しいのかなと思っていたのだが、翌日(日曜)も、一週間たってもうんともすんとも言わない。一般人であれだけかっこいい顔がもう見られないのかと思うとすこし寂しい。